michica(みちか)は老若男女問わず、多くの人にSTEAM教育を通して身近にあふれているテクノロジーについて触れて、テクノロジーを通じて少しでも生活が豊かに、そしてちょっとでも想像的になれるようなコンテンツを提供するブランドです。
michicaというブランドを立ち上げた理由
はじめまして、michica(みちか)のプロデューサーの小宮 一恭(いちか)です。
私は週の半分はロボティクスベンチャーでエンジニアをしており、もう半分はワークショップをしたり、ワークショップを作ったり、たまに配信の技術スタッフをしています。
今回はmichicaというブランドを立ち上げようと思った理由を、自己紹介を踏まえつつお話ができればと思います。
私は制御工学系の工業高等専門学校(高専)の出身で、小学校の高学年から工学に興味を持ち始めました。最初は飛行機の整備士やカメラ設計のエンジニアになりたいと思っていました。
そんな私がテクノロジー教育、STEM/STEAM教育(当時はSTEM教育という言葉すら知りませんでした)に興味を持ったのは、高専の2年生(高校2年生と同等)の時で、学校の文化祭で電子工作と半田付けを小中学生に体験してもらうワークショップのスタッフをしたのがきっかけでした。
この時体験した経験から、翌年の文化祭では、自分で電子工作の体験ワークショップ作りたいと考え、3分間測ることができるタイマーを作るワークショップを作りました。当時、数十個のマイコン(小さなコンピュータ)にプログラムを書き込むのがとても大変だったのを覚えています。
そして、少し時は経ち、専攻科に進学し、進路も落ち着いたタイミングの専攻科2年生(大学4年生と同等)の時に、また、ワークショップを自分でやりたいと思い、当時バイトをしていたファストフードのパートのお母さんたちに声をかけて、子供たちを集めてワークショップを行いました。
このワークショップでは高専3年生の時に作ったものをベースに4つのLEDを使ったタイマーを作成しました。このワークショップをした時からデジタルとプログラミングを意識し始め、4つのLEDをつかい、2進数と10進数のお話を盛り込みました。
小学校高学年の数人はこの時に2進数の仕組みをわかっくれたようでとても嬉しかったです。
その後、大学院に進学後、日本で最大級の子供向けワークショップを運営している先生と出会い、STEAM教育という言葉を知り、大変光栄なことに多くのプログラミングワークショップやSTEAMワークショップのファシリテーター、さらには電子工作のワークショップをさせていただきました。
そして、いくつかのワークショップを実施させていただく中で、ちょこちょこと大人だけどワークショップに参加したいという声や、ワークショップで使っているキットが欲しいという声を頂け、だったらもっとオープンに、そして老若男女とわずだれでもSTEAM教育に触れられる機会を作りたい!そう思い、michicaというブランドを立ち上げようと思いました。
これから、多くのコンテンツを開発していきますので、ぜひチェックしてくれたら嬉しいです。